2007年03月22日
国家・市場を統合するのに文字が不可欠だった!
こんにちは、みつこさんからバトンを受け取ったぴんぐ~
です
昨日とはうって変わって今日はとってもいい陽気
小春日和です
昨日のみつこさんの記事、なるほど~
です。
交易が始まって市場社会になると、文字が必要になってくるんですね
では、今日はその「文字」によって発展を遂げた古代ギリシアの事例を紹介したいと思います。
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文字は、迅速・正確・大量に情報を伝達する機能も有している。船、ラクダ、馬などに乗って人と物が動くようになると、粘土板やパピルスに書かれた情報もいっしょに移動し、短期間のうちに社会を大きく変えることもある。紀元前のギリシアは、その典型例といえよう。アッシリアが大帝国への道をつき進んでいた頃、ギリシアは比較にならないほどの辺境だった。前1200年の大破局(第6章参照)によって人口は激減、政治組織や文字も消滅し、前9世紀になってもいまだ人口数千~数万の小国が無数に分立しているという有様だったのである。
転機となったのは、交易のため頻繁に訪れるようになったフェニキア人からアルファベットが伝わったことである。ギリシア人はこれに母音をつけ加えるなどの改良をほどこして使用するようになった。楔形文字よりはるかに習得が楽な文字が普及したことで、知識を受け入れる基盤ができた。
簿記に必要な文字を手にしたことによって交易も活発になり、ギリシア人自身も海外に飛び出していった。それにともなって、メソポタミアやエジプトから天文学、数学、医学などが続々と流入してきた。当初は小アジア沿岸のミレトスが舶来知識の窓口となったが、やがて本土のアテネが知的中心となった。その要因は、アテネが経済的にもっとも繁栄し、人口が多かったこともあるが、知識を担う人々の層が厚かったことが大きい。Purple Chamber
弱小国だったギリシアは、文字が普及したことでこれほどの発展を遂げた。
不文律では統合できない規模になると、文字が絶対不可欠になるってことがわかりますね。
もうひとつ。文字は知識を得るだけでなく国家の統合にもとっても重要でした。
シュメールの遺跡から発見された粘土板文書は、約30万点になり、その95パーセントが国民経済の記録でした。手形、領収書、売買契約書、養子縁組や契約関係の承諾書、遺言書、労働者と給与の一覧表、書簡類です。
帝国が巨大になるにつれ、政府の末端まで命令や情報を送り、報告や情報を受け取るためのシステムに迅速性と確実性が求められました。巨大な国家は街道を整備し、交通の安全を確保しました。道は税や軍隊を運びますが、同時に、情報を送るのに重要な機能を果たしました。近代までは物品と情報はせいぜい馬の速さでしか送れませんでした。したがって、馬の速度が情報の伝達速度を規定しました。中央集権的な国家では政府の命令が速やかに辺地に届かないと国家の運営に大きな影響を及ぼします。帝国の大きさはその情報の伝達スピードに制限されていたと思われます。明快!森羅万象と百家万説の系譜
だから決定事を文書に残したり(契約書等)、中央の指令を文書化して国中に伝達したりと、文字が絶対必要になってくる。
そのスピード
、確実性
が国の力を規定していたといっても過言ではなかったんですね。
国家、市場を統合するには文字化=観念の固定化が必要ってことがよ~くわかりました
ぴんぐーでした
投稿者 pingu : 2007年03月22日 15:42 Tweet
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コメント
そうですねー。
記録がなぜ必要になったのか?という事ですね。この話しはいつも思うんですけど、支配や徴税の為に文字が生まれたというのは本当でしょうか?
国家でなくても市場がなくても、ある程度記録は必要だと思うんです。
食料がどこに採れるのかという記録や、魚はどの時期に回遊してくるかという記録。誰それの年齢はいくつで今年の生まれた子供の数は何人・・・。また、となりのムラには何人人がいて、何を贈り物として贈ったかとか・・・。
それら集団に関る情報を全部覚えていたのでしょうか?それとも文字以外の何らかの記号で記録していたのでしょうか?
なぜ無文字文化は成立したのか、現代人では想定できないような記憶力が当時の人にはあったと聞きますが、それをもっと知りたいです。
投稿者 tano : 2007年03月23日 02:16
こんばんは~。文字に関するみなさんの記事、続けて読ませて貰いました~☆すごいですね。みんなで調べればいろんなことが分かるんですね。
さて、tanoさんの疑問、確かに分かりますー。
気になったので無文字文化についてちょっと調べてみました~。また近々アップしたいと思います!
投稿者 みつこ : 2007年04月03日 22:19
無文字文化って実は私達の周りにもたくさんあります。
例えば親子、兄弟・・・これは文字はいりませんよね。
親子でも居住地が離れたり、利害関係が出てくると手紙などを交わして文字に頼るようです。
一方で現在ほどありとあらゆるものが文字化されている社会はありません。下手すれば友達関係ですらメールという道具が無ければ成立しません。無文字文化=絆が強い 事の象徴でしょうか??
できるだけ文字の力に頼らないで表現しようとする事も人間の大事な能力のひとつなんでしょうね。逆に文字という魔法を見つけた事で人間はひとつだけ能力を落としてしまったのかもしれません。
それが会話能力であり記憶能力なんだと思います。
あっ、みつこさんの無文字文化の投稿、・・・・・してます。(文字にしませんでした)
投稿者 tano : 2007年04月05日 03:17
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