2007年10月09日
胡椒が高価だったのは。。。
こんばんは~
、みつこ
です。
突然ですが、今日は大航海時代の胡椒について。
当時のヨーロッパでは、
「胡椒一粒
は黄金一粒
」と言われたくらい、胡椒はとーっても高価だったんです。
なんと
!!喜望峰を見つけたバスコ・ダ・ガマが持ち帰った胡椒は、仕入れ値の60倍で売れたそうです。
すっごーい
一般的には肉
の保存、ニオイ消しに使うため必要だった、、、って説明を聞くのですが、でもでも、果たしてそれだけなのでしょうか?
だって、保存するためなら、古くからヨーロッパで栽培されている『にんにく』
でいいじゃん!!わざわざ高価な胡椒でなくったっていいじゃん!!
うーん、なんでだろう?
なので、ちょいと調べてみました。
そうやなー。そのために、命かけてまで大海原
に出かけてゆくかー
そう思ってくれた方、応援してから続きを読んでくださーい
お願いします♪
ありがとうございます
●まず、どれだけ高価
だったかというと、、、
胡椒はまたその高い価値から法定通貨や有益賦課(年貢)としても通用する。ドイツでは役人の給料を胡椒で支払ったというし、また罰金、持参金、税の代わりとしても扱われた。中世の史書をひもといても、罰金や税を現金の代わりに胡椒で支払ったという例がいくつも見受けられる。イギリスでは地主たちが小作料を胡椒で支払うように要求したともされ、その名残は今も、「名義だけの地代」を表す「ペッパーコーン・レントPeppercorn Rent(胡椒の実地代)」という言葉に残っている。
給料が塩で払われていた時代があるって聞いたことありますが(だから、サラリーって言うんですよ~)、胡椒も似たような歴史があるようですね
。
どうして、こんなに高価になったんでしょうね?
まず、当時のヨーロッパの外圧状況を押さえます
●自然環境
欧州は、日本で言えば北海道のような高緯度地域で、特に昔の話でいえば南の温暖地域のように農作物が豊富という訳にはいかない。
野菜や穀物の他には塩漬け肉、野鳥類、塩乾魚である。生活も牧畜など、牛や羊を主体としていた。 そのために、長い冬の家畜の飼料が問題となっていた。まだサイロで干し草を保存することはおこなわれておられず、冬の間、それらの飼料は外に積まれたままであった。 当然、腐るために多くの動物を飼うことは出来ずに冬になると、大部分の家畜を殺す事になったのである。
そして殺した家畜の皮や毛は、防寒具などで使用された。すべての動物の肉を塩漬けにして保存したが、日がたつにつれて腐るため、腐敗臭がするし、味も変になる。しかし春までは、その肉を食べねばならなかったのである
腐った肉を食べなければならないって
うっ、これはかなり過酷
●防腐剤、ニオイ消しとしての胡椒
その殺菌力によって肉の貯蔵に有効だったそうです。そりゃ上記のような外圧の元では、工夫思考も働きますよね。
●中毒性
肉類は塩漬けにされ、食べるときには胡椒がかけられた。口の中がカッとあつくなるあの感覚は一種の中毒症状を呼び起こした。人々は胡椒なしではいられなくなった。
●幻想価値なの?万能薬としての胡椒
香辛料は天然痘やコレラ、チフスなどの死病に効くと信じられていた。臭いがそれらの病気を運ぶものだと考えられており、香辛料がその臭いを消すと信じられていた。ボッカチオ「デカメロン」の中に1348年ごろのフィレンツェにおけるペストの流行の際に、人々が手に手に花を持ち、香りのよい草や様々な香辛料をしきりにかいだことが記されている。
西洋では胡椒、香辛料は霊薬として用いられていた。ペストなど致死率の極めて高い流行病に悩まされていた西洋で、霊薬である香辛料は時や場所を選ばず多くの需要があった。1300年代、西洋では黒死病(ペスト)によって総人口の1/3が死亡。黒死病は民衆の信仰心を高める要素となった。僧院医学は薬草を主体としており、胡椒、香辛料は最上の薬であった。
うーん、なんだか、この信仰心
ってところ曲者そうです。防腐剤やニオイ消しという実質価値は確かにあったろうけれど、こうした民衆の不安に乗じて、値の吊り上げ(幻想化)が横行してたのかもしれませんね~
領主としては、そうした不安を抑え、秩序を安定させるためにも胡椒を蓄えておく必要が出てくる。そういう意識にも商人はつけこんでいったのかも
。
●胡椒はステイタス
コショーやクローブ、ナツメグは、中世の支配者層のステイタスシンボルであった。一般庶民はガーリック、ハーブ類を利用していた。
との記述を発見
でも、悲しいかな
、庶民には遠~い存在だったのかな。領主(国家)主導で胡椒獲得に躍起になり、大航海
へと乗り出したのも、うなずけますね。
参考サイト(ありがとうございます☆)
『香辛料が貴重だったわけ-大航海時代-』
『香料を求めた中世ヨーロッパの食生活』
『総合的な学習のネタ.net』
投稿者 mituko : 2007年10月09日 22:52
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コメント
胡椒の話、なるほどですね。
その後は、冷凍技術のない食物運搬で、におい消しに使われたなんて話もありますが・・・・
貿易にも寄与していたようですが・・・・
日本の香りは体臭を消すためのものがあるようですが、西洋ではどうなっているのでしょうか・・・
なんて疑問が沸いてきますね。
投稿者 こん : 2007年10月10日 15:41
胡椒、ラーメン好きの人ならこれがないと始まらない。
これだけ食材のある現在ですらそうなんですから、500年も前の食糧事情ではいかに素晴らしい魅惑の調味料であったかが・・・・想像できそうですね。
確かにそういう意味ではまさに幻想化そのものですね。
投稿者 案山子 : 2007年10月10日 22:51
こんさん!案山子さん!
コメントありがとうございます☆
お返事遅くなってごめんなさいm(_"_)m
ニオイという視点で歴史を見ると、面白いかもしれませんね☆
西洋の香水は、女度アップの為というよりもニオイ消しだと聞いたこともあります。
なるほど、ラーメン(@0@。
確かに一振りかけるだけで、変わりますね。
スパイスって不思議です~。
投稿者 みつこ : 2007年10月13日 11:54
みつこさん。コメント返信ありがとう。
コショーやクローブ、ナツメグは、中世の支配者層のステイタスシンボルであった。一般庶民はガーリック、ハーブ類などを使用していたとですね・・・
幻想化という観点では、匂いという視点では、明らかに西洋では、上塗りの原点なのでしょうね。でもきっつい匂いを西洋は好んだんですね。
投稿者 こん : 2007年10月14日 02:04
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