2009年07月27日
縄文時代~水運が集団間の交流を促進した?
縄文時代に運ぶと言えば、獲物を人がかついで運び,採取した木の実を抱えて運ぶ。そういうイメージをしていました。なので、船着場や丸木舟が縄文遺跡から出土すると、なんでこんなものが必要なの?と感じていました。
ところが、「水運」と捉えれば、それが一転します。
今日は縄文の水運という視点で、切り口投稿をしたいと思います。

縄文時代の丸木舟(出土品でホンモノ)
byさーね
加曾利遺跡、是川遺跡、原辻遺跡、上野原遺跡、浦入遺跡・・・・・様々な遺跡で船着場や丸木舟が出土しています。
特に、縄文前期の縄文海進が進んだ後の食物は、それまでの堅果類に加えて、魚類や貝類が急増。栄養摂取という点では、必要不可欠であり、それをいかに自ら定住する場へ運ぶか?ということが課題になったはずです。

そこで、河川を利用した水運が発達していったのではないでしょうか?
概ね、この時代の縄文集団は川沿い台地等に定住の地を構えていたようです。このような状況で川を下れば、例えば現在でいう市や町くらいの間隔で集団がいるとして、海から遠い集団も川を下り、海辺の集団まで来て、貝を分けてもらうなどの交流が生まれても不思議ではないのではないでしょうか。
・例えば、加曾利遺跡では、170mに渡るドーナツ状の貝塚跡が発見されています。定住している集団だけでなく、他集団への供給地の役割を担っていたと考えても良いのではないでしょうか。
・まだ、この時代の舟は全てオールで漕ぐものであったため、川を上るには大変だったかもしれませんが、彼らは自然の摂理に精通しており、川の流れが比較的穏やかの時などを選び、上っていったと考えても良いのではないでしょうか。
投稿者 sawatan : 2009年07月27日 19:00 Tweet
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コメント
>縄文集団は川沿い台地等に定住の地を構えていたようです
稲作をしているわけでもないのに、なぜ定住していたのか?不思議ですね。定住することで何かメリットがあったのでしょうか?川沿い台地というのが気になります・・・
投稿者 みちお : 2009年07月28日 21:50
丸木舟ってどうやって作ったか知ってます?
大きな木(杉が多い)を割り、焼け石で焦がしながら石斧でくり抜いていくそうです。
生木をどうやってキレイにくり抜くのか不思議でしたが、焼け石を使って焦がしながら・・・って頭いいですね!
投稿者 masa : 2009年07月28日 22:41
縄文人というと、狩猟民族であると言われていますので、山の民のイメージがあります。しかし、よくよく考えてみれば人は、川の傍に住むのがベストであったように思います。
大地から食物エネルギーをそして川から水を取り入れ廃棄物を川に捨てる。非常に都合が良いように思います。
縄文人の集落は、川沿いにあったと言う方が納得しやすいです。
投稿者 ryo : 2009年07月30日 19:53
縄文人というと、狩猟民族であると言われていますので、山の民のイメージがあります。しかし、よくよく考えてみれば人は、川の傍に住むのがベストであったように思います。
大地から食物エネルギーをそして川から水を取り入れ廃棄物を川に捨てる。非常に都合が良いように思います。
縄文人の集落は、川沿いにあったと言う方が納得しやすいです。
投稿者 ryo : 2009年07月30日 19:54
みちおさん
やはり、生きるためと環境の変化に適応したと考えるのが正解ではないかなと思います。
・水は生きるために必ず必要な飲み物であったこと。
・食料確保という視点で考えれば、森の中での堅果類だけでなく、川や海などの魚介類確保にも進出した。
加えて、縄文前期から始まった縄文海進で「水」のある場所と接する機会が増えたのかもしれません。
投稿者 さーね : 2009年07月30日 21:45
masaさん
なるほど。のこぎりのようなものはさすがにこの時代ないですね。「火の使用」に可能性を求めて、「くりぬく」というアイデアに達したのでしょう。
くりぬいて作っていたとは思いもよりませんでした^^;
投稿者 さーね : 2009年07月30日 21:48
ryoさん
確かに川沿いの便利さってありますね。川沿いの環境などを調べてみると面白いかもしれません。住むという条件に適している環境があるのかも。
東京でも、神田川沿いには意外と縄文遺跡が点在しているようで、埋蔵文化財調査なんかでも、川沿いを調べると万遍なく縄文から近世くらいまでほとんどの場合遺跡が出るみたいです。
川沿いに住むというのは普遍的なのでしょうか?!
投稿者 さーね : 2009年07月30日 21:52
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